ある町にターボ君というロボットが生まれました。
ターボ君はこの窓から見えるチューリップが大好きでした。
いつも外の景色を見てすごしていたターボ君はある日、
外へ出てみんなのためにできることがしたい。
みんなの喜ぶ顔が見てみたい。
そう思いました。
しかし
ターボ君が町へ出て行くとみんなターボ君の姿を見ただけで逃げてしまうのです。
ターボ君は悲しくなりました。
せっかくみんなのために何かしてあげようと思ったのに。と。
毎日涙を流してすごしました。
そんなある日、ターボ君がいつものように外を見ると、怪我をしている男の子が見えたのです。
ターボ君は迷わず助けてあげました。
するとその話が町中に広まり、みんながターボ君のもとに集まってきました。
ターボ君は町のみんなと仲良くなれたのです。
それからターボ君は毎日町へ出かけ、町のみんなを助けてあげました。
八百屋さんの荷物も運んだし、
小さな女の子とチューリップも植えたし、
町のみんなと町のそうじもしました。
ターボ君は思いました。
みんなの笑顔が見れて幸せだと。
こんなに幸せな日がずっと続けばいいなぁと。しかし…
しかし。。。。
続く