スーパー。
それはまさに戦場であり世の中を写し出す鏡である
スーパーにいけば世の中のことがよくわかってしまう。
まぁ世の中といっても家庭の面からみた世の中である。
学歴の高いジャーナリストが商売目的で書いた、人にとって不意の記事なんかとはちがう
まさに「世の中」そのものが現れるものなのだ
大手牛丼チェーン店から牛丼が消えるニュースが流れてるとき
スーパーからもアメリカ産の牛肉はきえていった
鳥インフルエンザのニュースが流れれば品質保護には万全の体制をとっています
という張り紙が卵コーナーに貼られ
野菜の値段が上下し、季節の食べ物が目玉商品として出される
健康ブームとなればグッズが並ぶコーナーができ、
万引き等の行為は警察・学校に連絡します。なんて未成年犯罪の増加傾向まで知ることができる
なんでもわかってしまう。
それはやっぱりスーパーという場所は家庭と業者をつなぐ場で
売れるものを売らなければ商売にならない。
売れるには家庭の意見が反映されてないといけない
もちろん買うのが家庭だからである。
だからスーパーには家庭と業者つまり経済の授業でやるような生産者と消費者の需要と供給の関係が現れるのである。
当然といえば当然であるが
スーパーのおもしろいところはそれだけじゃない。教科書に出てないことも知れるのだ。
値下げを交渉してる人がいたり
賞味期限をチェックする人、しない人
買い物リストを持ってる人、持ってない人
夫婦で来てる人、背広で来てる人
レジ袋のかわりの袋を持参して環境保護に気をつけてる人
使い終わったカゴやカートを片付ける人、片付けない人。。。。。
いろんなことが見て取れる
教科書にはでてこないこと
それは「人間味」だ
それはやはり自分たちが生きてる社会というものの中で一人ひとりが育てた個性であったり
生活していく中でのHOW TO でありおもむきである。
この人間のおもむきというものが私たちがしっかりと生きてるという証拠なのではないだろうか
薄味 濃い味 人の味 これがスーパーというものなんだと思う